ERPC、Solana トレーディングアプリ向け『Premium Ryzen VPS』を発表。世界最高クロック5.7GHzを活用し、オーバーコミットなしで全リージョン提供へ

ELSOUL LABO B.V.（本社：オランダ・アムステルダム、代表取締役CEO：川崎文武）と Validators DAO が運営する ERPC は、新製品「Premium Ryzen VPS」を発表します。世界最高クロック 5.7GHz を誇る Ryzen CPU を基盤とし、オーバーコミットを一切行わない設計で、仮想化環境において最速性能を実現します。初期提供リージョンはフランクフルト、アムステルダム、ニューヨーク、シンガポールの4拠点で、9月中の提供開始を予定しており、すでにウェイトリスト登録を受け付けています。

日頃より多大なるご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

Premium Ryzen VPS は、Solana向けに特化したハイパフォーマンスVPSです。市場最高クロック 5.7GHz を活用し、Shredstreamのデータソースと同一ネットワーク内に構築されることで、計算性能と通信性能の両面で最高レベルを実現します。

すでに好評いただいているフランクフルト限定の、同じ5.7GHzを誇る SUPER EPYC VPS では、従来のEPYC VPSと比較して 約3倍の高速化（2.6ms → 0.9ms） を記録しました。

Premium Ryzen VPS はこの成果を踏まえ、ゼロ距離のネットワーク優位に加えて、さらにコンピュート時間を切り詰めたいお客様に最適な選択肢となります。

一般的なVPSでは、物理的に存在するリソース以上に仮想CPUやメモリを割り当てる「オーバーコミット」が行われます。例えば実際には8コアしか存在しないCPUを、32 vCPUとして複数ユーザーに割り当てるような形です。この場合、同時にリソースを要求すると処理が待たされ、性能が大きく低下します。

コスト効率を優先する一般的なクラウドでは広く用いられる手法ですが、Solana用途のように瞬間的な処理性能が求められる環境では致命的な遅延要因となります。

Premium Ryzen VPS はこのオーバーコミットを一切排除し、実際に存在する物理コアとメモリをそのままお客様に割り当てます。

そのためリソースが希釈されることはなく、常に最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を提供します。仮想化によるロスを最小限に抑え、ベアメタルに迫る水準の性能をVPSで実現します。

初期提供リージョンは、Solanaネットワークにおける主要拠点であるフランクフルト、アムステルダム、ニューヨーク、シンガポールの4都市です。いずれもバリデータの稼働数が多く、地理的接続性やデータセンター集積に優れたロケーションで、グローバルに広範囲なトランザクションをカバーできます。

Solanaはリーダーの位置に近いほど有利であり、VPSを主要リージョンに配置してアプリケーションを稼働させることで、安定して速い環境を得られます。Premium Ryzen VPS はこのメリットを最大化し、グローバルなユースケースに対応します。

Premium Ryzen VPS は、世界最高クロック 5.7GHz Ryzen CPU を基盤とし、ECC DDR5 メモリ、NVMe4 ストレージ、25Gbps ×2 ネットワークを備えており、ネットワーク通信量制限はありません。用途や要件に応じて選べる複数のプランを用意しており、いずれもオーバーコミットなしの設計です。

ウェイトリスト登録はValidators DAO Discord 上にてすでに開始しており、初期ロットについては順次案内を進めています。

Premium Ryzen VPS を通じて、Solana における最高の実行環境をより多くのプロジェクトへお届けします。

私達は今後も研究開発を加速し、在庫の安定化、ラインナップの拡充、サービス品質の向上に努めてまいります。