ERPC、Solana 専有 ShredStream Metal Ryzen とベアメタルサーバーのデータソース直結プレミアムラインがアムステルダムで完売御礼

ERPC、Solana 専有 ShredStream Metal Ryzen とベアメタルサーバーのデータソース直結プレミアムラインがアムステルダムで完売御礼

2025.09.04
ELSOUL LABO B.V.(本社:オランダ・アムステルダム、代表取締役CEO:川崎文武)と Validators DAO が運営する ERPC は、アムステルダム(AMS)リージョンにおけるプレミアムラインのうち、専有 ShredStream Metal Ryzen とベアメタルサーバーが完売となったことをお知らせします。日頃より多大なるご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

アムステルダムがいま最速志向のお客様に選ばれる背景

Solana Validators Map
アムステルダムはヨーロッパ最大級のデータセンター都市として、IX の集積や金融取引所の存在などネットワーク品質の土台が強く、Solana のようにリアルタイム性が重視されるワークロードに最適です。
最近 Solana バリデータの集中度がさらに高まり、歴史的に品質の高いネットワークに加えて地理的分布の優位性も確立されつつあります。
ネットワークは物理距離が性能に直結するため、データソースに近接していることが混雑時でも安定した処理を可能にし、結果としてプレミアムリソースの需要を押し上げています。
ShredStream は UDP による超高速ストリーミングである一方、長距離伝送ではデータロスや遅延ばらつきの影響を受けやすくなります。データソースと同一ネットワーク内にリソースを設置することが最も有効な対策であり、外部インターネットを経由しないゼロ距離の設計によって、理論上最速かつ最安定の環境を構築できます。
今回の完売は、まさにこの設計思想が現場の要件に合致した結果です。

プレミアムラインの特長

Metal Ryzen Premium
専有 ShredStream Metal Ryzen プレミアムは、ShredStream のデータソースと同一ネットワークにデプロイされています。受信経路から外部経路を排し、共有エンドポイントの混雑や遠距離ルーティングの揺れを回避することで、ストリーム受信時の遅延とばらつきを根本から抑制します。月額 599 ユーロの構成で、ゼロ距離のデータパスを前提としたリアルタイム処理、HFT、ブロック観測用途で高い評価をいただいています。
SLV App++ Premium
SLV Metal App+ Premium
アプリケーション向けベアメタルのプレミアム構成は、Ryzen 9950X プレミアム(16 コア、最大 5.7GHz、128GB DDR5、月額 320 ユーロ)と、SLV Metal App+ プレミアム(Ryzen 7950X、16 コア、最大 5.7GHz、128GB ECC DDR5、1.92TB NVMe×2、25Gbps×2、月額 240 ユーロ)をラインナップ。いずれもプレミアム ShredStream と組み合わせることで同じデータセンターかつ同一ネットワークで運用し、受信から処理、送出までの総遅延をまるごと削る設計です。

在庫・ご案内

アムステルダムのプレミアムメタルおよび専有 ShredStream Metal Ryzen プレミアムは完売となりました。
仕入れは継続強化しており、入荷確定次第、ウェイトリスト順に Discord のプライベートチャットでご連絡します。
ニューヨークやフランクフルトなどの人気リージョンでも残数が少なく、まもなく完売見込みです。導入のご検討は、お早めのチケット作成をおすすめします。
購入、ウェイトリスト登録、各種ご相談は Validators DAO 公式 Discord よりお問い合わせください。
Validators DAO公式Discord: https://discord.gg/C7ZQSrCkYR

近接性が生む開発と運用の体感差

本番運用のレイテンシだけでなく、ビルドやログ確認、デバッグ、リロードといった日々の開発も往復遅延の影響を強く受けます。入力反映が数百ミリ秒遅れる環境では、初期フェーズの反復速度が確実に落ちます。ERPC は大陸ごとにアプリと ShredStream が同一ネットワークで完結する構成を推進し、設計から検証までの周回速度を底上げします。これが Solana の開発体験を支え、実運用での性能差につながります。

ERPC が解決する課題

私達は、Solana の実運用における「速さ」と「安定」を阻害する要因を徹底的に解消するため、ゼロ距離志向のネットワークと専用インフラを自社で構築してきました。
ShredStream、同一ネットワーク内のアプリ用ベアメタル、Geyser gRPC の運用までを一貫して最適化し、レイテンシの最小化とばらつき抑制を追求しています。
  • 一般的なRPC環境で発生しがちなトランザクション失敗やレイテンシ変動
  • 多くのインフラプロバイダーによる性能制限
  • ネットワーク距離が通信品質に与える影響の大きさ
  • 小規模プロジェクトほど高品質インフラへアクセスしづらい状況
今後もアムステルダムをはじめ各地域で供給を強化し、最速の Solana 実運用環境をより多くのプロジェクトへお届けします。
引き続き ERPC および Validators DAO をよろしくお願い申し上げます。